島根の出雲大社に観光に行く際に宿泊するホテルの位置は重要なポイントです。出雲大社に近いほうが利便性は良いのですが、その分宿泊費も高額になってしまいがち。
その点、出雲駅まわりには、おしゃれでありながらリーズナブルなホテルがあるのでおすすめです。
特に今回ご紹介するセンチュリオンホテル&スパクラシック出雲は2021年12月にオープンした新しいホテルで、デザインがおしゃれなだけでなく、男女それぞれにロウリュサウナを完備。島根随一のサウナの聖地でもあります。
今回はそんなセンチュリオンホテル&スパクラシック出雲に宿泊し、ロウリュサウナでしっかりととのってきましたので、そのレポートをお送りします。
センチュリオンホテル&スパクラシック出雲 Booking.comホテルツアー動画
とりあえず動画でざっくり雰囲気を確認したい方のためにホテルツアー動画を作成しました。
出雲駅の目の前、出雲大社まで車で20分の立地
センチュリオンホテル・スパクラシック出雲があるのは出雲市駅の目の前。出雲市駅は出雲大社を意識した造りになっています。
朝の出発は出雲市駅から出雲大社にも松江城のある松江駅にもすぐに出掛けることができる好立地で、出雲大社までは車で20分、電車で35分ほどで行けます。
夜はひときわ目立っているホテル外観
夜に撮影した写真ですが、ホテルの外観はこんな感じです。この後観て頂くラウンジやベッドルームと同様、全体で統一されたベージュとモノトーンを外観においても貫いているっていう感じで配色の統一感を感じます。
出雲市駅周りにはホテルが沢山ありますが、2021年にオープンした当ホテルは、ここら一帯では群を抜いて新しいホテルです。
ラウンジは明るいデザインでお酒も飲める
1階ラウンジはウッドを基調として全体に明るい雰囲気でまとまっています。夜は開放されていますので、こちらでゆっくりとお酒を飲みながら過ごすのも楽しいですよ。
ラウンジ横の窓口でお酒を購入することができます。地ビールや地酒がそろっていますので、お酒が飲める方は是非楽しんでくださいね。
地酒は個人的には「誉池月(ほまれいけづき)」が好きでよく飲んでいます。フルーティで飲みやすいお酒ですのでお薦めです。
宿泊者には無料のしじみラーメンが一杯無料
こちらのホテルは宿泊者限定でしじみラーメンを無料で頂けます。ラーメンといっても味噌汁茶碗一杯程度のちょっとした量なのですが、味の方はダシが効いててかなり美味しかったです。
ラウンジのバーカウンターみたいなところで「しじみラーメンください」って言えば出してくれるので、宿泊された際は是非味わってくださいね。
シンプルなデザインの客室
今回宿泊したのはスタンダード・ツインのお部屋です。けして上級クラスではないと言うか、どちらかというと割安なお部屋なのですが、全体に白・ウッド・モノトーンの配色で上品にまとまっており、安っぽさは全く感じませんでした。
夕食を食べ終わってロウリュサウナへ
夕食については冒頭の動画か、この後で写真載せておきます。食べ終わってから、このホテルの大きな特徴であるロウリュサウナへ行きます。
冷蔵庫にビールとハイボールをセット
サウナから上がった後で最高の時間を過ごすために、お部屋の冷蔵庫にビールとハイボールをセット完了!
あと甘いもの欲しくなりそうだったのでエクレアもセット。
まずはトゴール人工温泉でじんわりとあたたまる
サウナに入る前に、まずは自慢のトゴール人工温泉でじんわりと温まります。
トゴール人工温泉とは、一部の地域だけで採掘できる鉱石をもちいた人口の温泉で、見た目は白く濁った濁り湯です。
効能としては、あせも、荒れ性、しもやけ、神経痛、リウマチ、うちみ、くじき、肩のこり、腰痛、冷症、痔、疲労回復などが謳われています。
実際に入った感想ですが、お湯が柔らかくじんわりと染み渡るようですごく気持ちよかったです。サウナが無かったらずっと入っていたいと思うぐらいに良いお湯でした。
しっかり高温のロウリュサウナで体の芯までアツアツに
それでは入り口横にあるビート版を持ってサウナに突撃! はじめてなので最初は下段に座って様子を見ながら5分ほどあたたまりました。
温度が高く、サウナなのにぬるい…ということがなくしっかり熱々なのが良かったです!
水風呂は極寒だった
シャワーで汗を流したら、サウナで火照った身体を冷やすために水風呂へ。とりあえず下半身だけ入ってみた所で「冷たっ」ってなったので温度表示を観てみると8.9℃…?
見間違いか? と思いましたが多分たしかに8.9℃。男風呂だけかもしれませんが、ものすごい勢いでサウナの熱が吸われていって気持ちいい!
しかし60秒くらいで限界を迎え、上がってととのい場へ歩き出しましたが、ちょっと下半身が言うことを聞かなくなっててフラつきました笑
外のととのい場でととのう
ここの浴場は外にととのい場が設けてあります。ととのい場にはゆったりと身体を預けられるチェアが4つ。ちゃんと外に設けてあるので外気にあたって気持ちいいことこの上なし。
思わず眠りそうになりましたが、まだ1セット目なので、しっかりととのったところで2セットめへ。結局これを3セット繰り返しました。最高。
ビールとハイボールで完璧に仕上がる
浴場から出てお部屋に戻ったら早速ビールを。写真のビールが最初と違うのは諸事情により追加で1本また買いに行ったから。
いやー、温泉とサウナで温まった後のビールは本当に美味しいですね! 1本めのビールは秒で無くなりました。ハイボールとエクレアも美味しかった!
この後、朝までぐっすり眠れたのは言うまでもありません。
朝食
朝食は明るいラウンジで
朝食会場は昨夜しじみラーメンを頂いたラウンジで。チェックイン時に受け取った食券をわたすと和食・洋食のいずれか選んだ方のプレートを持ってきてくれます。
上の写真はビュッフェみたいですけど「おかわりコーナー」です。ここに出雲そばやしじみの味噌汁がありますので、洋食を選んだ人もそれらの出雲の味覚を楽しむことができますよ。
出雲の味覚が全部盛りの和食プレート
朝食は和食か洋食か悩んだのですが、結果私は和食を選んで正解でした。献立はしっかりと出雲を意識したものになっていて、この朝食だけで出雲の名物をあらかた食べられるんじゃないかという充実度の高さ。
のどぐとは脂が乗っててご飯がすすみますし、しじみの味噌汁はじんわりと身体に染み込むような美味しさ。それと煮物も美味しかったです。しっかりと出汁が染み込んでました。
食後はコーヒーと出雲のぜんざいを
食後にはコーヒーと出雲名物「ぜんざい」があったので頂きました。
いっぱんに「お雑煮」というとダシの効いた汁の中にオモチやカマボコが入ってますよね? でも出雲地方ではそういう雑煮は珍しく、一般家庭ではあんこにモチを入れた「ぜんざい」を食べる家庭がほとんどです。
私自身も島根の出身で、お正月には実家で「お雑煮」として写真のように、あんこにオモチが入ったぜんざいを頂いていました。島根では今でもお雑煮というと写真のようなぜんざいをイメージする人が多いと思います。
味の方は砂糖も入ってるので甘いのですが、そのへんはちょうど良く加減してあって甘すぎるということはありませんでした。そしてコーヒーとの相性が抜群で大変美味しかったです。
センチュリオンホテル&スパクラシック出雲晩御飯におすすめのお店
のどぐろを現地価格で食べられる「のどぐろ日本海」
今回の宿泊ではセンチュリオンホテル&スパクラシック出雲から徒歩7分ほど場所にある「のどぐろ日本海」で頂きました。
店名の通り、のどぐろを現地価格で頂けるお店で、名物のどぐろ丼が人気です。のどぐろ以外にも刺盛りや隠岐の島の岩ガキなど、本当に新鮮で美味しくぺろりと頂いてしまいました。
超本格的、火鍋専門店「鍋や中じい」で仕上がるのもアリ!
実は「のどぐろ日本海」以外にもお薦めしたいお店があります。それがこちらの「鍋や中じい」
島根では珍しい、本格的な火鍋を食べられるお店で、夫婦で営んで居られます。熱々の辛い火鍋を頬張ってビールで流し込むと…もう最高! 火鍋で仕上がってサウナでととのう…出雲大社参拝前夜に最高の「お清め」になりますね。
詳細は以下の記事にまとめてますので、気になる方は是非読んでみてくださいね。
まとめ
今回は島根県の出雲市駅前にあるセンチュリオンホテル&スパクラシック出雲をご紹介しました。出雲駅前という観光に良い立地に加えて、デザインがおしゃれで明るいこと、島根随一のロウリュサウナが男女それぞれに備わっていることなど、おすすめポイントがてんこ盛りのホテルです。
島根観光での宿泊先を探している方には全力でおすすめします!
住所 | 〒693-0001島根県出雲市今市町2081 |
TEL | 0853-21-8050 |
FAX | 0853-21-8060 |
駐車場 | 無:提携駐車場有40台:700円/1泊 (入庫時から24時間利用可・出し入れ不可) |
チェックイン | 15:00 (最終チェックイン:29:00) |
チェックアウト | 11:00 |
総部屋数 | 93室 |