カップルや女子旅で香川に旅行に行きたいけど、できるだけオシャレなホテルに泊まりたい、という方に是非ご紹介したいのが今回宿泊してきた「ザ・チェルシーブレス」です。
ラウンジ、エントランス、お部屋、レストランに至るまで一貫したラグジュアリーなデザインで滞在を盛り上げてくれますし、讃岐平野を見渡せるラジウム温泉の大浴場も気持ちよかったです。
さらにオールインクルーシブで、ラウンジにあるアルコール、ソフトドリンクは全て無料で頂けますので、夜遅くまで語らうカップルや夫婦、友達同士と思われる方々がおられる素敵なホテルでした。
> THE CHELSEA BREATH(ザ・チェルシー・ブレス)
ホテルツアー
ホテルの雰囲気をざっと知りたい方はホテルツアーを作りましたのでどうぞ。
チェックインはフルーツティーとケーキと共に
チェックインは椅子を用意して頂いて、座って行うことができました。
また、私と同行者2名に上の写真のようなフルーツティーとパウンドケーキを用意して頂きましたし、ホテルのスタッフさんも親切に説明して頂いたことでとても好印象でした。
無料ドリンクを頂きながらゆっくり過ごせるラウンジ
ザ・チェルシーブレスの1Fラウンジには、宿泊客がゆっくり過ごせるように様々な配置でソファが置かれており、皆さん思い思いにカップルや夫婦、友人と語らっておられました。
窓の反対側には書籍も置いてあり、ひとりでドリンクを頂きながら読書にふけるのもいいですよ。
ちょっと早めのチェックインでラウンジからの眺望を愉しむ
北側の窓から讃岐平野が一望できるのも、このラウンジの特徴です。夜のラウンジの雰囲気も良いですが、少し早めにチェックインして、お昼の眺望を楽しむのも是非おすすめします。
昼間の明るい讃岐平野は緑がキラキラとして本当に綺麗ですし、夕暮れ時の夕陽も素晴らしかったです。
チェックインは15時からですが、ラウンジは14時から使えますので、ちょっと早めにチェックインしてビールなど飲みながら讃岐平野の眺めを愉しんでみてはいかがでしょう。
夜のラウンジは一気に大人の雰囲気へ
ラウンジは夜になると一気に大人の雰囲気に変わります。全体をあえて暗めにし、ピンポイントで照明が使ってある演出がニクいですね。
ラウンジは深夜12時まで開放されていますが、時間ギリギリまで窓辺の席やソファで語らうカップルが何組かみられました。オールインクルーシブでお酒の料金は気にせずに、パートナーと心ゆくまで語らう時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
お酒もソフトドリンクも飲み放題のオールインクルーシブ
このホテルの最大の特徴の一つが、アルコール・ソフトドリンク・コーヒーが全て飲み放題の「オールインクルーシブ」。
無料というか、宿泊代の中に全て含まれてる、というほうが正しいです。貧乏性の私などは元をとらなきゃなどと思ってしまいますが、あくまでこれはドリンク代を気にせずにパートナーとゆっくりとした時間を過ごして欲しい、ということだと思います。
とはいえ、たくさんの種類のお酒があると、いろいろ試したくなるのも人情というもの。どんな物があるか、写真を取ってきたのでひとつひとつ見ていきましょう。
ビールにワイン、おつまみも全て無料
私はチェックイン後、まずはシャンパンで乾杯、つづいてビールを頂きました。おつまみもオシャレな見た目で雰囲気にあっていました。
好きな音楽を聴きながら2人っきりの時間を過ごせるミュージックルーム
ラウンジに併設してミュージックルームもあります。ここは1人がけの宙吊りのチェアが2つぶら下がっており、窓は讃岐平野が一望できる大きな窓。
そして防音性の高い部屋になっているようで外からは聞こえませんでしたが、中ではゆったりとした音楽が流れていました。
しかもここ、自分もスマートフォンにある好きな曲を選んで流すこともできるんです。恋人同士や夫婦でぶらぶらぶら下がりながら、好きな音楽を聴いて、眺望を楽しみ、そしてオールインクルーシブのお酒を飲む… 控えめに言って最高です。
和モダンのおしゃれなお部屋
今回の旅行ではスタンダード・ツインのお部屋を予約しました。スタンダードなので特別広くはありませんが、ウッドとブラック、そして随所に照明をうまく使って和モダンを演出した、雰囲気のいいお部屋でした。
入り口
お部屋の入り口は絨毯ですが、そこから小上がりになっているので、お部屋ではスリッパもしくは裸足で過ごせます。
入ってすぐの所にライトアップした植物も飾ってあってお部屋の雰囲気をより一層洗練されたものに感じさせてくれました。
デスク周り
デスク周りはシンプルで使いやすい構成です。冷蔵庫には無料のミネラルウォーターが入っていました。
デスクの上にはホテルからのメッセージカードが。こういうちょっとした気遣いも嬉しかったです。
自分専用シャンプーや化粧水を持たずにサッと行ける。充実のアメニティ
大浴場に持っていくためのお風呂セットもありました。中には写真のようなアメニティが。
開けてみると中には雪肌精の化粧水や化粧落とし、そしてTHANNのシャンプー、コンディショナー、シャワージェルなどなど。今回は大浴場に備え付けの物を使いましたので、そのまま持って帰って自宅で使いました。香りがとっても良かったです。
こういうアメニティが揃っていると、自宅から色々持っていかなくてもいいですし助かりますね。それから色々試せて楽しかったです。
部屋着、スリッパは着心地の良いジーンズ生地
部屋着もひと工夫ありました。なんと写真の通りジーンズ生地のおしゃれな部屋着でした! しかも部屋の入口に置いてあったスリッパも藍染めっぽい色で部屋着と合わせてあります。
ジーンズ生地って固くない? って思うかもしれませんが、実際には柔らかい生地で着心地は良かったです。
讃岐平野を見渡せるラジウム温泉の大浴場
温泉に入りながら広大な景色を楽しめるパノラマビュー
このホテルの大浴場は身体の免疫力を上げると言われるラジウム温泉です。万病に効くと言われていおり、痛風にも効果があるとのこと。
さらにホテルが高い位置にあるので温泉から讃岐平野を見渡せるという点も嬉しかったです。浴槽は内湯と外湯の2つがあり、どちらも外の景色を楽しめる造りになっています。
お湯の温度はやや熱めで、短時間の入浴でも身体がしっかり芯まで温まりました!
大浴場の外には無料のビール・ハイボールも楽しめる空間
大浴場の外には、ビールやハイボール、ソフトドリンクを無料で楽しめる空間が用意されています(動画を撮っておいたのでご確認ください↑)。
私もお風呂から上がって早速いただきましたが、お風呂上がりのビール、本当に旨かった! (笑
夕食は本格レストランと気軽なダイニングから選択
このホテルの唯一と言っても良い欠点は、近くに居酒屋やレストランが無いことです。ただ、その点についても抜かり無くホテル側から2つの選択肢が提案されています。
1. 本格フレンチで香川の味覚を余すこと無く味わえるレストラン「ザ・マイルストーン」
1つめの選択肢は、ホテル内にあり本格フレンチが楽しめるレストラン「ザ・マイルストーン」。コースは「鉄板会席」と「フレンチ会席」から選択でき、カウンター席であれば高松の夜景と最高の料理を愉しむことができます。
記念日やちょっと贅沢なディナーを楽しみたい方にはこちらがおすすめです。
2. 宿泊者はドリンク全て無料。気軽に夕食を楽しめるダイニング「THE NEUTRAL」
2つめの選択肢はホテルと同じ敷地内にある施設「ザ・チェルシーアベニュー」内にあるダイニングレストラン「THE NEUTRAL」。
こちらもオリーブ牛をはじめとした香川の味覚をたっぷりと味わうことができました。中央に厨房があり、そこで調理する様子を見ることもできる演出が施されています。
そして宿泊者はなんとドリンクが無料! ソフトドリンクだけでなく生ビールやワインも無料で頂けるのはすごいですね!
ひとつ注意点として「THE NEUTRAL」では、できた料理は自分でカウンターまで取りに行く必要があります。出来上がるとブザーが鳴るので取りに行くのでやや手間がかかりますが、その分、安価に美味しいディナーを愉しむことができます。
2つのレストラン、どう使い分ける?
上記2つのレストランがあるのですが、きちんと棲み分けができているように感じました。
冒頭に書いたとおり、「ザ・マイルストーン」のほうは記念日やちょっと贅沢したい時に。「THE NEUTRAL」のほうは、気心知れた恋人・家族・友人とリーズナブルに楽しみたい時に、って感じに使い分けると良さそうです。
ちなみに今回、私は「THE NEUTRAL」で夕食を頂き、写真に乗せてる以外にも「生ハムのサラダ」、「さぬきコーチンもも炭焼き」、「ナスとそぼろのピリ辛炒め」、そしてビールやワインなど頂きましたが2名で¥3,200という、なかなか驚異的なコストパフォーマンスでした。
香川の食をふんだんに取り入れた、身体に優しい和朝食
和のテイストで讃岐平野を一望できる朝食会場
朝食会場はディナーも提供するレストラン「ザ・マイルストーン」でいただきます。レストランからの夜景も素敵ですが、朝のキラキラした讃岐平野も胸のすくような景色を見せてくれました。
香川の名物を少しづつ楽しめるメニュー構成
朝食は香川の名物を少量づつ色々楽しめるように構成されていました。
まず目につくのは2段重に盛り付けられた香川の名物です。そら豆の醤油煮やオリーブ牛と中屋醸造の味噌で煮込んだ肉味噌など、地元の野菜やお肉を使った料理を少量づつ楽しめますので、私のように朝は沢山食べられないという人でも地元の味覚を愉しむことができる点が嬉しいです。
また、うどんは「はやし屋製麺所」に特注した朝食専用のうどん。普通のうどんより少し細めに仕上げてあり、あっさりした優しい味の出汁でツルッと食べられました。
朝の胃に嬉しい 地元名物の粋を集めた「たまごかけごはん」
ご飯は土鍋にたっぷりと。地元の「かなえ養鶏場」で生産された新鮮な「金の桑たまご」も置いてあり、これまた地元で創業120年以上続く地元の醤油屋さん「広瀬醤油」の出汁醤油でいただきます。
この出汁醤油が、たまごごはんにぴったりで、食欲の無い朝でもサラサラとあっというまに食べてしまいました!
チェックアウトしたら、さっそく金毘羅さん詣でへ
今回宿泊した「ザ・チェルシーブレス」から金毘羅宮(通称 こんぴらさん)までは車で45分。11時にチェックアウトしてお昼ごろには到着しました。
金毘羅宮の本殿までは785段の階段がありますが、息を切らしながらなんとか到着。旅の無事をお祈りしました。
本殿からは讃岐平野が一望できて素晴らしかったですが、こちらの眺めは是非ご自身の目で確かめてくださいね。
ちなみに、こんぴらさんの本殿からさらに登ると厳魂神社という奥社があります。前回来た時は元気だったので参拝しましたが、今日は疲れてたのでここまで。もし本殿まで言ってまだ余裕があったら、結構大変ではありますがチャレンジしてみてください。
「手打ちうどん むさし」で美味しいうどんに舌鼓
金毘羅宮の階段を登ってお腹も空いた所で、近場にあったうどん屋さんに駆け込みました。
お店に入ると、昔ながらの瓶のコーラを飲んでいる人が居たので早速注文。乾いた喉に染み渡ります。
うどんは私が肉とじうどん、同行者がカレーうどんを注文。普通、香川に言ったら生醤油やぶっかけだろうと言われそうですが、そちらは前回四国旅行に来た時に結構食べたのと、ホテルの朝食でもでましたからね。
肉とじうどん、出汁が美味しくてあっという間に食べ終わってしまいました。
他のお客さんを見ると、おそらく殆どの方が地元の方のように見えました。安くて美味しい、このお店はおすすめです。
今回の宿泊料金
ご予約内容の詳細 | 1泊, 1部屋 |
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宿泊者の内訳 | 大人2名 |
チェックイン | 2023年4月8日土曜日 (15:00~22:00) |
チェックアウト | 2023年4月9日日曜日 (05:00~11:00) |
1部屋(2名分) | ¥37,391 |
消費税/VAT10 % | ¥3,739 |
料金(2名分) | ¥41,130 |
今回の宿泊料金は2名で¥41,130 でした。
まとめ
今回宿泊した「ザ・チェルシーブレス」は洗練されたデザインのおしゃれさだけでなく、香川の味覚や讃岐平野の眺めの美しさなど、香川の良さも存分に味わえる最高のホテルでした。
このオシャレさと料理、温泉、そしてオールインクルーシブで金額を気にせずアルコール・ソフトドリンクを、この料金で楽しめるのはコストパフォーマンスもかなり高いと思います。
香川での宿泊を検討されている方、とりわけカップルや夫婦、女子旅には是非おすすめします!